「小児がん」と闘う子どもたちを支える 「ゴールドリボン」活動

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  • Опубликовано: 16 сен 2024
  • 9月は小児がんの啓発月間なのですが、みなさんは「ゴールドリボン」をご存じでしょうか?
    ゴールドリボンとは「小児がんのこどもたちを支える活動」のことで、子供たちは金=ゴールドのように最も貴重な宝物であるという考えから、ゴールド色のリボンがシンボルマークとして使われています。
    1万人に1人と言われる小児がんその実情を取材しました。
    高校1年生の貞森夏海さん。
    元気に学校に通っていた今年4月、急に体調が悪くなりました。
    【貞森夏海さん】
    「ある日ちょっと首元を触ったらなんか腫れてるなって思って病院に行ったら『横紋筋肉腫』だよって病院で言われました」
    小児がんの一種でした。
    そこからつらい放射線治療が始まりました。
    入院して5カ月。
    食事は、栄養を点滴で摂取する生活です。
    【貞森夏海さん】
    「吐き気とか熱とかもそうですし、やっぱりなんか自分の体じゃないみたいな。そんな感じの症状ばっかりでやっぱりつらいですね。1日だけでもいいから家に帰りたいなっていう気持ちで日々頑張ってますね」
    夏海さんが入院する広島大学病院は、中四国地方で唯一の小児がん拠点病院です。
    小児がんは15歳未満の子供がかかるがんで、白血病や脳腫瘍など様々です。
    予防ができず、ある日突然、診断されるケースがほとんどで、毎年2000~2500人の小児がんが新たに見つかっています。
    その治療は大人以上に過酷だと言われています。
    【広島大学病院小児外科・佐伯勇医師】
    「治療が大人よりもすごく厳しいひと言につきるかなと思います。成人のがんの治療は、今の時代はクオリティオブライフ=生活の質を保ったまま治療するのがメイン。子供のがんの治療はそれとまったく違って、がんをこの時点で完全にやっつけてしまわないと次がないという考え方になるので、抗がん剤の量もスパンもものすごく成人よりキツイ量ということになる。そういった苦しい治療に耐えなくてはならない現状がある」
    広島大学病院の小児病棟。
    現在、30人を超える子供たちが入院していて、その6割が小児がんの治療を受けています。
    彼女は入院してまもなく1年になる中学1年生です。
    【入院して1年の中学1年生】
    「気持ち悪くなったり、頭痛くなったり、体がだるくなったりしてしんどい。退院したら、友達と一緒にいろんなところにいきたい」
    彼女は、元気に成長していた1年前、小学6年生のとき「ユーイング肉腫」というがんが見つかりました。
    【娘が入院中の母】
    「急に体調が悪くなって調べてもらったら、癌だったっていうことですね」
    Q)本当に急に生活が変わった?
    A)「そうですね。もう全く変わりました。私も仕事をしてたが、今休職させてもらって、ずっと付き添いしているという感じ」
    入院中の子供たちは体調の急変も多く、親の付き添いが必要です。四季が感じられない病室で、病気と闘う子供たちへ向けてお母さんは、絵を書き始めました。
    【お母さん】
    「ずっと毎日同じなので、病気の子供たちも、少しでもなんか楽しくなるような気持ちになればいいかなと思って」
    早く外の世界へ。
    親子で、病気と向き合っています。
    病気と闘う本人にとって張り合いになる場所もあります。
    「フェルマータ」
    「意味は?」
    「その音符を程よくのばして」
    病院内にある「院内学級」です。
    小学校と中学校が病院内にあり、こどもたちは、体調がいいときに授業を受けています。
    復学したときに困らないようカリキュラムはほぼ一緒。
    つらい治療の中の特別な時間です。
    【段原中・河内美絵先生】
    「一言で言うと、居場所だと思っています。毎日生活の主が治療になるので、その年齢では考えられないぐらいつらい思いをしていると思います。そういう思いがある生徒がここにくると、やっぱり気も紛れるし、授業をできてるっていう安心感もあると思います。なので、とても真剣にみんな生徒は頑張って勉強してくれていると思ってます」
    【中学1年の女の子】
    「先生が明るいから楽しい」
    吐き気、脱毛、出血…。
    子供たちは、病院で戦い続けています。
    そんな中、医師たちを中心にある計画が準備されていました。
    ゴールドリボンの活動で広島城を金色にライトアップをしようというもので、毎年この時期に行われています。
    【広島大学病院小児科・野間康輔医師】
    「小児がんの子たちのことを皆さんに知って頂いて、応援していただきたいのもありますし、子供達に対しても、みんなが応援しているよということが伝わればいいかなと思います。いろいろな形で小児がんをみんなで支えてくれたらなとは思いますね」
    入院中の子供たちも楽しみにしています。
    夏海さんも・・・。
    【貞森夏海さん】
    「やっぱり嬉しいですね。小児がんについていろんな人に知ってもらえるので。小児がんで髪も抜けますし、なので、そういうところの偏見とかがなくなってほしいですね。小児がんへの理解を深めてほしい」
    そんな願いを込め、9月7日午後7時広島城が金色に染まります。
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